株式会社島津興業


調和のとれたアプローチ

カスタムメディアは、仙巌園のウェブサイトと、レストランメニューのリデザインの依頼を受けました。島津興業は、仙巌園を国内・国外両方の人々に知ってもらうべく3ヶ国語(日本語・英語・中国語)のウェブサイトを立ち上げ、鹿児島の観光促進の足がかりにしたいと考えました。日英中以外の言語対応、オンライン支払い機能、ソーシャルメディアとの連携など、今後のウェブサイト機能拡張が可能な設計を必要としていました。

フォーマルかつ伝統的な趣の桜華亭、家族におすすめな松風軒、気軽に立ち寄れる両棒餅屋、銘茶を楽しめる仙巌園茶寮の4つのレストランのための、それぞれ異なったスタイルで特徴をうまく表現した3ヶ国語(日本語・英語・中国語)のメニューも必要としていました。島津家の800年に及ぶ歴史を象徴する家紋を用いて、ウェブサイトとともにブランド強化につながるデザインを生みだすことが求められました。

魅力を鮮明に伝えるデザイン

島津興業からのニーズをより深く理解するため、カスタムメディアのメンバーは鹿児島県を訪れ、各施設を実際に見て回りました。

そしてGoogle Analyticsなどのツールを駆使し、仙巌園ウェブサイトへのトラフィックを確保するための明確な見通しを立てました。ウェブサイトはモバイルにも対応したレスポシブデザインで、多様なモジュールをデザインすることで、アップデートのしやすさと高いデザイン性の両立を実現しました。3ヶ国語のページを掲載したウェブサイトは魅力的な見た目に仕上がり、大きくはっきりと配置された写真は仙巌園の魅力を活き活きと表現しています。さらに、園内のコースマップやイベントカレンダーなど訪問客に役立つ情報もカスタムコードを用いて掲載しました。

レストランメニューのデザインにあたっては、ウェブサイトのデザインと統一性を持たせ、かつ各言語に対応できるレイアウトを目指しました。全行程において、カスタムメディアは島津興業と連絡を密に取り、日々の進捗を共有しながら制作を進行しました。ウェブサイトとメニュー両方のコンテンツが全言語で確実に用意されていることを確認しながら、バイリンガル対応のプロジェクトマネジメントチームが制作の指揮を執りました。

仙巌園が繁忙期を迎える11月に間に合うよう迅速に、かつ予算内でウェブサイトとメニューを完成させました。

仙巌園ウェブサイト