ファイブトラン
大手テック企業の日本市場参入をサポート
Fivetran(ファイブトラン)は、米国・カリフォルニア州に本社を置くデータ統合ツールの大手開発業者です。同社は近年、オーストラリア、ニュージーランド、シンガポール、インドなどの英語圏の国々を主とするアジア太平洋地域で、事業を拡大しています。
同社は2021年、日本を新規参入に向けた優先市場に設定。マーケティング資料や営業ツールを日本市場用にローカライズできるパートナーの選定において、カスタムメディアがプロジェクトの依頼を受けました。
私たちは、丁寧なコンサルティングによりFivetranのニーズを十分に理解した上で、徐々にプロジェクトでの連携を開始していきました。まずは、日本語版ウェブサイトの翻訳と制作、日本の消費者への効果的な情報伝達を視野に入れたコンテンツ制作と、日本語版ブログサイトの立ち上げを行いました。
また、解説動画のローカライズも行いました。このローカライズの鍵となったのは、プロの日本語ナレーションを録音し、BGMを新しく選定し、そしてポストプロダクションをうまく管理することでした。さらに、15分間のセールスデモ動画もローカライズしました。この動画では、台本の作成、理想的なナレーターによるナレーションの録音、そして最終的な動画編集までを担当しました。
新規市場への参入には、経験のない市場の場合は特に、非常に多くの困難が伴います。日本市場では早急に結果を出す必要があったため、予算内で素早くかつ円滑に状況を好転させる必要がありました。カスタムメディアのおかげで、日本参入に伴うプレッシャーが緩和され、同社とは最後まで良好な関係を保つことができました。『No』という言葉は語彙にないという人々は、まさに私にぴったりのパートナーです。マーケティング戦略には障害がつきものですが、どんな問題にも複数のソリューションを提示してくれたカスタムメディアのおかげで、あらゆる問題に迅速に対処することができました。
また、日本におけるデジタルマーケティング戦略の構築においては、SEO(検索エンジン最適化)用キーワードの設定や検索エンジンマーケティング、検索結果やソーシャルメディアに適した訴求性に優れた広告のデザイン、一連のパフォーマンス型マーケティングキャンペーン等を実施しました。これらデジタルマーケティング戦略の継続的な改善に向け、報告・企画・Fivetranとのコンサルティングミーティングを毎月行うことで、成果の最適化に努めました。
カスタムメディアは、これらすべてのプロジェクトにおいて、Fivetranが設定する期限内かつ予算内で委託業務を遂行することができました。現在、Fivetranはすでに日本で堅調に顧客基盤を拡大し、現地スタッフの雇用もまもなく開始される予定です。