駐日欧州連合代表部
Covid-19と闘う取り組みに関する重要な情報を発信
駐日欧州連合代表部は日本におけるEUの代表であり、日本におけるEUへの関心や価値を高めることや、日本とEU双方の協力を発展させ強固にしていくことに注力しています。
2019年2月に発行された日EU戦略的パートナーシップ協定(SPA)は、気候変動やIT関連から経済政策や不正との戦いに至るまでの様々な領域で双方の協力を築くものです。
Covid-19の流行が始まってすぐ、SPAの発行に伴い発足したSPA実施支援ファシリティーというプログラムでは一連のウェビナーシリーズを開催しました。金融や公衆衛生から科学やエネルギーにわたる様々な分野で、パンデミックに対応するために日本とEUが導入した政策を紹介するものでした。このシリーズを世に広め、ウェビナーに必要な一連のインフォグラフィックを制作するために、EUの承認の元、ヨーロッパのストラテジックエージェンシーIDOMはカスタムメディアを選びました。
IDOMと代表部と綿密に話し合いをする中で、ウェビナーのプロモーションとインフォグラフィックの制作に最適な方法を見つけ出しました。GoogleとSNSで広告を打ち、ウェビナー参加の登録を促しました。この結果、何百もの登録がありました。
次に、各ウェビナー毎に日英両言語で単一ページのインフォグラフィックを制作しました。情報を盛り込みクリエイティブな見た目にまとめることで、ウェビナートピックの最も重要な要素をしっかりと抽出することができました。トピックの内容が分かりやすく、必要な情報が覚えやすく理解しやすいようインフォグラフィックをデザインしました。
各ウェビナーで、150名を超える出席者を集うことができました。これは当初の目標の1.5倍の数でした。SPAの取り組みについて認識を高めるため、出席者にインフォグラフィックのデジタルコピーを配布しました。また、EUのSNSにおけるエンゲージメントは、このキャンペーン中で25%も増加しました。
今回のウェビナーシリーズの成功に伴い、カスタムメディアは2021-2022年のSNSストラテジーのプランニングと実行も担当することになりました。私たちの包括的なプランでは、目的、ポイントとなるトピックやメッセージ、ターゲットオーディエンスやセグメンテーション、コンテンツカレンダー、そしてレビューや承認のスケジュールも考慮したプロジェクトスケジュールが含まれていました。クライアントと綿密に話し合いながら投稿のコンテンツを調整し、パフォーマンス指標に基づいてアウトリーチ活動も行いました。2ページのリーフレットと日英バイリンガルの10ページの冊子、さらに魅力的なプレゼンテーションビデオも制作しました。一連のキャンペーンの締めくくりとして、SNSメトリクスと今後のSNSキャンペーンへの推奨事項を含んだレポートを提出しました。
このようにして、ウェビナーとSNSストラテジーは成功を収めました。日本とEUがパンデミックに対してどのように協働しているのか、世界的な復興への取り組みの助けとなる政策をどのように展開しているのかを幅広いオーディエンスに伝える一助となれたことを、私たちは大変光栄に思っています。