国際環境NGOグリーンピースは、日本の自動車メーカーに対して、ハイブリッド車にこだわるのではなく電気自動車(EV)の生産を増やすよう要望する署名活動に取り組んでいました。電気自動車(EV)への切り替えは、地球温暖化防止に貢献するだけでなく、日本経済にもプラスに働きます。
グリーンピースは、効果的な方法で興味喚起を行いながら署名活動を進めていましたが、より多くの署名を集める必要がありました。そこで、カスタムメディアへ依頼をいただいたのです。
革新的なアプローチ
グリーンピースのゴールを達成するために私たちが最初に思いついたコンセプトは、インタラクティブなゲーミフィケーションを活用したサーベイを制作することです。これによってウェブサイトの訪問者は、自分の車の選択が環境にどのような影響を与えるのかを確認することができます。参加者の回答に応じて質問の次のページのイラストや画像が変化する仕組みになっており、環境にやさしい選択をした場合は明るく鮮やかに、環境に負担がかかる選択をした場合は暗くなります。
ウェブサイトの画像は、表情豊かなイラストレーションを使用しました。これは、さまざまな感情に効果的に訴えることができるもので、日本の若いオーディエンスにアピールできるよう丁寧にデザインされています。
そして、サーベイの後は、より環境にやさしい未来を促進するために自分たちの声を届けるよう回答者に署名活動を呼びかけました。このインタラクティブなサーベイは、グリーンピースの署名活動キャンペーンを後押しすることに成功し、消費者の意識を高め、自動車メーカーを巻き込んで環境活動を推進する力にもなりました。
ソーシャルメディアの活用とエンゲージメント
ウェブプロジェクトと並行して、インスタグラムの動画とリールも制作しました。これにより、グリーンピースがフォロワーに伝えたい重要なメッセージを署名活動と連動して力強く伝えることができました。
ウェブプロジェクトとソーシャルメディアを一緒に活用することにより、次世代のために環境を改善しようとするグリーンピースの取り組みをダイナミックにサポートすることができました。