リッチーブラザーズオークショニアーズ


リッチーブラザーズオークショニアーズは、産業機械やトラックを扱う世界最大の産業機械オークション会社です。成田のオークション会場とリッチーブラザーズブランドを国内外の顧客、特に中国の顧客への訴求を考え、カスタムメディアに依頼しました。

クライアントが必要としていたのは、英語を話す海外の買い手、日本および中国の買い手に向けたコーポレート映像とソーシャルメディア用映像3本でした。このプロジェクトは複雑で、大掛かりな撮影になる可能性がありました。広大な敷地やオークション当日に並ぶ膨大な数の産業車両を撮影するために、慎重に計画を立て、現地のリッチーブラザーズや海外スタッフへのインタビューも調整する必要がありました。

オークションのためにすべての機械や車両が並んでいること、多くの買い手が集まること、海外のスタッフが来日していることなどを考慮した結果、撮影日は2019年7月のオークションに決定しました。カスタムメディアのチームがロケ地や複雑な計画の模索を行いました。例えば、空撮にドローンの使用を決めましたが、成田オークション会場は成田国際空港に近く、飛行制限のため離陸できない設定のドローンもあるため、事前に現地でドローンの飛行テストが必要でした。

その後2日間に分けて、映像プロデューサー兼ディレクター、ドローンオペレーター、音響オペレーターの3名体制で撮影を行いました。まず、産業機械オークションの前日に、産業機械やオークション会場の様子、リッチーブラザーズ社のスタッフへのインタビューなどを行いました。

2日目は、オークション会場内での買い手の入札風景や、リッチーブラザーズ社の入札コールの独特の呼びかけなど、オークションの雰囲気や盛り上がりを捉えることに注力しました。また、オークション会場内を移動する車両の映像や、オークションに参加していた多くの買い手や売り手にインタビューを行いました。

編集にあたっては、膨大な量の素材を吟味し、リッチーブラザーズオークショニアーズのブランドを明確に表現しながらも、さまざまな目的別の映像を4本制作しました。コーポレート映像では、リッチーブラザーズのスタッフに焦点を当て、日本市場におけるリッチーブラザーズオークショニアーズについての洞察を紹介しました。ソーシャルメディア用の映像編集では、いかに盛り上げるかがポイントでした。リッチーブラザーズ.のオークションに来てみたいと思っていただけるように、アクションシーンを多く取り入れました。さらに、英語、日本語、中国語のインタビューを編集し、3カ国語のテキストアニメーションやグラフィックを作成しました。

さらに、高度なポストプロダクション技術を駆使して映像の躍動感を高め、リッチーブラザーズの既存のブランディングに合わせて、ドラマチックで活気あふれるBGMを採用しました。成果はそのまま完成品に反映されています。

Ritchie Bros. Japan - A Global Market